@article{oai:uhe.repo.nii.ac.jp:00000244, author = {鈴木, 美樹江}, journal = {人間と環境, Journal of Human Environmental Studies}, month = {Dec}, note = {本研究では、不適応徴候と不登校傾向および登校状況(欠席・遅刻・早退日数の多さ)との関連について調査することを目的とした。4 月に高校1 年生~ 3 年生を対象に不適応徴候および不登校傾向について質問紙調査を行い、翌年3 月にはこれらの生徒の担任教諭に生徒の1 年間の登校状況に関する質問紙調査を行った。その結果、不適応徴候は、不登校傾向および欠席・遅刻・早退日数の多さと有意な正の相関がみられた。また、不適応徴候が不登校傾向を媒介して、欠席・遅刻・早退日数の多さに有意な正の影響を与えていることが明らかとなった。これらの結果より、不適応徴候得点が高い生徒は、不登校の前駆症状を経て欠席等が多くなるなど不登校の初期段階に移行する可能性も示唆された。そのため、不登校や中退を予防するためにも教諭やスクールカウンセラーは不適応徴候得点の高い生徒に丁寧な関わりと支援を行うことの重要性が推察された。}, pages = {29--36}, title = {高校生における不適応徴候と不登校傾向および登校状況との関連}, volume = {8}, year = {2017} }