@article{oai:uhe.repo.nii.ac.jp:00000304, author = {別宮, 直子 and 吉村, 裕之}, issue = {1}, journal = {健康生活と看護研究:人間環境大学松山看護学部紀要}, month = {Oct}, note = {閉経周辺期の女性は,程度に個人差はあるが,劇的な身体的変化あるいは抑うつ気分や意欲の低下など不定愁訴と総称される多様な行動変容を経験する.医療的には,エストロゲン補充療法が広く適用されてきたが,生殖器や心機能に対する危険性が警告され,補完代替医療を含めた新たな治療法の科学的検証が課題となっている.抑うつ状態の罹患率は男性より女性に高く,抗うつ薬の改善効果にも性差があるにも関わらず,抗うつ薬の前臨床評価には雄性動物が使用され,雌性動物での報告は極めて少ない.著者らは,抗うつ効果が雄性動物の強制遊泳法における不動時間を短縮することから評価試験法とされていることに着目,雌性動物の卵巣を摘出すれば不動時間が延長するのかという素朴な疑問を抱き,実験を重ねてきた.その結果,卵巣摘出が再現性良く不動時間を延長すること,しかも女性ホルモンや抗うつ薬の投与によって改善されることを証明した.これまでの成果と今後の展開について述べる.}, pages = {1--6}, title = {閉経周辺期の抑うつ状態を対象とした動物モデルの開発}, volume = {1}, year = {2018} }