@article{oai:uhe.repo.nii.ac.jp:00000327, author = {青井, みどり and 中島, 紀子 and 河野, 保子}, journal = {健康生活と看護学研究:人間環境大学松山看護学部紀要}, month = {Oct}, note = {【目的】精神科救急病院における認知症高齢者の入退院時の実態を明らかにし,認知症者の症状改善効果を検討した.【方法】認知症患者40人(65歳以上)を対象にカルテから入院時の病名,年齢,性別,入院形態,Mini Mental State Examination(MMSEと略),隔離拘束の有無,Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia(BPSDと略)等を調査した.【結果】平均年齢は80.5±7.6歳(平均値±標準偏差)で,病名はアルツハイマー型認知症33人(82.5%),レビー小体型認知症3人(7.5%)等で,MMSE得点の平均は16.9点であり,(口頭質問に口頭や描画で答え,30点満点で21点以下を認知症の疑いとする),医療保護入院37人(92.5%),任意入院3人(7.5%)であった.主なBPSDは興奮,暴力,幻覚・妄想であった.入院中は①服用薬物の調整,②フィジカルアセスメント,③リハビリテーション,④ユマニチュードなどを処置することにより興奮と暴力はほぼ消失し,平均在院日数43.8日で退院した.【考察】認知症の急性期の興奮や暴力は,客観的な痛みの評価や薬物調整,患者の尊厳を重視した対応をしていくことで改善すると考えられる.}, pages = {32--36}, title = {精神科救急病院への認知症高齢者の入退院の経過 症状の改善に向けたケアの現状}, volume = {2}, year = {2019} }